取扱い樹種紹介⑤ サクラ
2019-01-22
当社では「サクラ」といえば、このヤマザクラを指します。家具に使われる品種ではシュリザクラもありますが、流通量が少ないため登場頻度は少ないです。
写真の通り、ブラックチェリーの方が赤みが強いですが、いずれの品種も経年変化で赤みが強くなっていくのが特徴で、製材直後は淡いピンクがかった色のサクラも日にちがたつと徐々に赤みがつよくなってきます。
この経年変化は天然木の素材を使用する以上は濃淡の差はありますが、避けては通れない性質です。そのため、色の変化も含めてご検討いただければと思います。
なお、どうしても色の変化がいやな場合は、メラミン化粧板やポリ化粧板などで似た品番を選ぶ方法もあります。
ナラやタモの板目と比べると木目は素直で通ったものが多いです。
右の写真は当社の事務所の収納ですが、ヤマザクラが使用されています。色や雰囲気の参考にしてください。
サクラ/ブラックチェリーはこんな人におすすめ
・赤みのある家具で明るくおしゃれな部屋を演出したい人
・年数による風合いや色の変化を楽しめる人