樹工房ブログ
スタイル別商品のご提案について(シャビーシック/マニッシュ)
2020-08-24
カテゴリ:その他
最近、オリジナル商品の写真を撮影する際、「この商品はどんなインテリアの部屋に合うだろう?」というのを常に考えるようにしています。
部屋の雰囲気には人それぞれの好みや個性がありますので、当然この家具は雰囲気に合う/合わないというのが出てきます。
全ての部屋に合う万能なスタイルの家具があれば良いですが、色・樹種・形などによって家具にも個性がありますので、「この家具はこんなインテリアに合いますよ」と提案するのもメーカーとして重要なことかと思います。
世の中にはいろいろなインテリアの雰囲気別の用語があり、まずはそれらがどんな雰囲気の部屋のことを指すのかをご紹介する必要があるかと思いますので、何回かに分けて掲載していきます。
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最近、オリジナル品の提案の中で、ヴィンテージ風・古材風な商品をいくつかご紹介させていただきましたが、これらの分野はよく調べると更に細かい分類があるようでして、一例を挙げると、
①シャビーシック
shabby「古ぼけた」+chic「上品」を掛け合わせた造語で、古めかしい中でも上品さを兼ね備えた雰囲気を指します。
1980年代に流行し、今でも女性を中心に大きな支持を得ているスタイルです。
このシャビーシックな雰囲気は、白をベースにくすみや錆などのレトロ感を出し、花柄やフリルなどを施すイメージで、家具だけで演出するのは難しく、カーテンや小物、壁紙などトータルコーディネートすることで雰囲気を出せるかと思います。
②マニッシュ
mannish=「男性のような」という意味になりますが、先ほどのシャビーシックとは雰囲気が異なり、同じヴィンテージ風な中でも男っぽいクールなテイストを指します。
ダークトーンが主体で、素材感剥き出しの家具や小物だったり、古材を活かしたインテリア、アイアンを取り入れたインテリアなどがこの分類になります。
カフェなどがこのマニッシュなスタイルを多く取り入れているので、イメージが湧きやすいスタイルかと思います。
先日ご紹介いたしました、リンクルテーブルの新色「アンティークグレー/ウォールナット」やスチール脚のテーブルは、このマニッシュなインテリアによく合う商品かと思います。