樹工房ブログ
造作キッチンについて② フィオレストーン
2020-01-08
カテゴリ:特注家具に関して
キッチンのワークトップ(天板)は皆さまご自宅ではどのような素材が使われているでしょうか。
おそらくメーカーのシステムキッチンを採用された方の多くがステンレスか人造大理石の2択かと思います。
メーカーの既製品だとそもそもその2点の選択肢しかないという場合が多いかと思いますが、実は世の中にはたくさんの種類の素材が存在します。
その中で、今回は「フィオレストーン」と呼ばれるワークトップをご紹介させていただきます。
フィオレストーンとは?
※AICA工業ホームページをご覧ください。⇒こちら
細かい説明は製作しているAICA工業様のサイトをご覧いただくのが一番正確なので割愛します。
私からは実際に触れて、使用してみての感想をお伝えできればと思います。
私からは実際に触れて、使用してみての感想をお伝えできればと思います。
①第一印象としては、とにかく重厚感がすごいです。
実際にかなりの重量もあるのですが、光沢や細部のディテールを見ると高級感が感じられます。
実際にかなりの重量もあるのですが、光沢や細部のディテールを見ると高級感が感じられます。
②使用しての感想は、硬い・水はけがよいという点です。
ホームページにも記載の通り、ダイヤモンドに次ぐ硬度がありますので、多少の乱暴な扱いでも傷はつきません。
また、水はけが良いため、水の跡もつきにくく美しい状態が保てます。
水はけが良いというのは、キッチンで実際に料理をされる方にとってはストレス軽減の大きな要素かと思います。
水以外の醤油やスープ等をこぼした場合でも、サッと拭けば取れるので、色の沈着や汚れの心配はほとんどないです。
ホームページにも記載の通り、ダイヤモンドに次ぐ硬度がありますので、多少の乱暴な扱いでも傷はつきません。
また、水はけが良いため、水の跡もつきにくく美しい状態が保てます。
水はけが良いというのは、キッチンで実際に料理をされる方にとってはストレス軽減の大きな要素かと思います。
水以外の醤油やスープ等をこぼした場合でも、サッと拭けば取れるので、色の沈着や汚れの心配はほとんどないです。
よいことばかり書いておりますが、デメリットはやはり価格です。
まだ開発されて日が浅いこともあるかと思いますが、ステンレスや人大と比較するとかなり高額です。
ただ、キッチンは一度設置したら何年も長く使い続けるものですから、メンテナンス性や耐久性を考えると価格を上回るメリットを受けることが出来ます。
まだ開発されて日が浅いこともあるかと思いますが、ステンレスや人大と比較するとかなり高額です。
ただ、キッチンは一度設置したら何年も長く使い続けるものですから、メンテナンス性や耐久性を考えると価格を上回るメリットを受けることが出来ます。
もう一点、これは必ずお伝えしなければならないことですが、フィオレストーンは設置後の追加加工が出来ません。
家具屋ではキッチンの造作ではアクリルの人大を使用することが多いのですが、人大は施工時に穴開けや接着が可能です。
一方で、フィオレストーンは素材が天然石を主成分としているため、木工の電動工具が使えません。
一方で、フィオレストーンは素材が天然石を主成分としているため、木工の電動工具が使えません。
そのため、後からキッチンディバイダーをつけたい、IHやシンクを取り換えるから開口を広げてほしいというご要望にはお応えすることが出来ませんので、最初の設計が肝心です。
以上、フィオレストーンの紹介でした。
これ以外にも各メーカーで様々な同種のワークトップが開発されています。
お問合せいただければ、当社で取り扱えるか確認いたしますのでお気軽にお問合せ下さい!